2015年4月19日日曜日

土曜日・大人クラス☆キャンバス(支持体)作り

生綿布を使ってキャンバス(支持体)作りをしました。
手順に戸惑いながらも、なんとか感じのいい仕上がりになりました。
今回学んだことを以下にまとめてみました。


支持体 support
キャンバスや板、画用紙など、絵画を支える材料を「支持体」または「基底材」と呼ぶ。油絵なら木枠に張った画布(キャンバス)である。「目止め」や「地塗り」などの前処理が行なわれる。
前膠 size
油絵具の場合、紙や麻布、板などに直接絵具をのせると、絵具の油が支持体に吸い込まれ、染みになったり、油絵の特徴である艶や耐久性が減じ、さらに油の酸化によって紙や麻布の繊維を傷めてしまう。そのような事態を避けるため、膠液を塗布するなどして、支持体表面に目止めを行なう。この膠層のことを「前膠」「サイズ(size)」などと呼ぶ。
目止めはさまざまな種類の糊で可能だが、伝統的には獣皮の膠が使われてきた。

膠液は膠1に対し水12の比率で作る。




地塗り ground
目止め(膠液)は無色透明なので、板であれば木目や節の模様がそのまま露見している状態なので、その凹凸も筆運びの邪魔になる。
その為、白等の塗料で地塗りが施され、支持体表面の凹凸や色調を整える。

地塗り塗料は、石膏やチョークを膠液で溶いたものだったり、油絵具の白だったりと様々な種類があり、また、必ずしも白とは限らない。

今回は以下のレシピで作りました。

〈材料〉
・膠液                                  150g
・胡粉                                  150g
・チタン白顔料                     50g
・水                                       50g
・リンシードオイル              少々


胡粉とチタニウムホワイトの粉末を振るいにかけて下準備をしておく。


材料を全て合わせて、ダマにならないように混ぜ合わせる。


地塗りは2〜4層塗り重ねる。完全に乾ききらないうちに塗り重ねるのがポイント!



数日、よく乾かして出来上がり!

〈参考〉
西洋絵画と画材と技法
http://www.cad-red.com/jpn/

2015年4月18日土曜日

土曜日・子どもクラス☆アトリエの風景と人物画

アトリエの風景と人物を水彩で描きました!
今日のモデルは私(日紫喜)です。
こんなに素敵に描いてくれて本当に嬉しい限りです。
アトリエの椅子に、時計、筆箱、傘 …細かいところまで気づいてよく描いてます。
完成した二人の絵を今回はご紹介します。
今しか描けない自由な絵をいっぱい描いて欲しいです。








2015年4月4日土曜日

土曜日・子どもクラス☆ 桜を描きに野島公園に

今日はなんとか天気ももって、桜を描きに野島公園へ行けました(^_^)
みんなの気持ちが通じたのかな。
グイスの鳴き声が聞こえたり自然を肌で感じながらの野外スケッチは本当に気持ちがいい。 いい絵が描けました。
描き終わったら、みんなで鬼ごっこ!大人の生徒さんと二人でひーひー言いながら逃げて追いかけて、子どもの足の早さに完敗。子どもは疲れ知らずで元気いっぱいです!